原始布と職人の出会い展

木や草で編み織った原始布・古代織を彩る

原始布と職人の出会い展

5月26日(金)~29日(月)

 

これが最後? 稀少原始布に熟練の職人技

 

古代の人々は植物から糸をとりだし糸から衣を作り出しました。出羽の織座では、消え去った古代の布に心ひかれその歩みを訪ね、北の地でたくましく生き抜いた先人の衣生活文化を探り、山野に自生する種々の材料を採取し、失われてしまった布を四十数年に亘って甦らせてきました。
 この美しい貴重な生地を染めるのに、今までに多くの職人さんや染め師にご協力いただきました。今回の展示ではその中から「正藍型染師・田中昭夫氏」と「正藍筒描、絞り作家・菅原 匠氏」お二人の藍染師の貴重な作品を展示致します。
 熟練の職人の手により紡ぎ出された、ぜんまい紬・科布・からむし・手引き木綿などの稀少な生地に呼応した熟練の染師の技を是非ご覧頂きたくご挨拶申し上げます。
出羽の織座 山村幸夫

正藍型染師 田中昭夫 昭和10年生まれ
埼玉県川口市の田中紺屋、屋号「紺定」
阿波徳島産のすくもを伝統の技法で建て、型彫りから型付け染までを自らこなし、真っ正直な長板中型染を貫き通す姿勢にファンは多い。
展示作品 帯・バッグ

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ぜんまい織 抱えバッグ  正藍型染濃淡紅殻差し

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科布 巾着袋 正藍型染

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    からむし 八寸帯
正藍型染濃淡紅殻差し     

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からむしと手引き木綿 八寸帯
正藍型染濃淡紅殻差し

 

正藍筒描・絞り染 菅原 匠
昭和16年大宮の老舗呉服屋の次男として生まれる。
伊豆大島泉津の古民家、藍風居(らんぷうきょ)にて創作活動。
筒描き、絞りまで多くの技法を持ち白州正子に愛された染織家。
展示作品 帯・ショール、暖簾

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雪花紬 ショール  正藍染蒙古絞り

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綿紙布 八寸帯
正藍横段濃淡絞り染

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からむし 八寸帯
正藍手網絞り染

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からむし 暖簾兼間仕切り
正藍筒引き染 芭蕉文様

 

※その他にもぜんまい・琴糸・科布・からむし・ぶどう蔓などの着物・帯・バッグなどを展示致します。是非ご覧ください。