着物を通して素敵に年を重ねていくお手伝い – 青山 ゑり華

着物を通して素敵に年を重ねていくお手伝い – 青山 ゑり華

紋織りの原点 経錦展2022/01/21


すっきり軽くて締めやすく
シワにならないのが特徴です

紋織りの原点 経錦展

1月21日(金)~24日(月)※最終日は16時まで
青山ゑり華 店内にて

経錦(たてにしき)とは?

経錦は、飛鳥時代に中国より伝来した製織技法です。
日本で初めて製織された紋織物で、約1200年前に製織されました

経錦は、経糸によって地と文様を織り成します。
数色の経糸を1組として、地または文様に必要な経糸を表に浮かせ、その他を裏に沈める為に二種類の緯糸(地組織をつくる母緯、文様を表す影緯)を交互に通しながら織り進めていきます。

数色を一組として扱うので、通常より細い糸の扱いや経糸本数の多さから製織が究めて難しく、文様の大きさや色数の制限があり、比較的製織が容易で色数や文様の大きさが自由な緯錦の登場とともに奈良時代意向次第に衰退していきました。

経錦の特徴

経錦は、表だけでなく裏にもその美しい文様と色彩が現れるのが特徴のひとつです。
使用しない裏面もまた面白いのです。
また、裏に糸が渡らないので生地がなめらかになり、絹本来の風合いや光沢を楽しむ事ができます。
絵緯糸(文様をつくる緯糸)を使用しないので軽く。経組織のため締めやすくシワになりにくい特性があります。
このような落ち着いた品格のある経錦は、従来のお茶席からモダンな着物シーンにと、現代生活に留め込みやすい装いが楽しめると思います。

この度ご紹介する「織り工房鼎」は紋織物の祖とも言われる経錦に新しい技巧と現代のデザインを加え「鼎の経錦」をつくりました。
経錦は経糸が命。
その大切な経糸に絹糸では世界一の品質のブラタク糸を100%使用!
そのなめらかな風合いをお確かめください。

紋織りの原点 経錦展
1月21日(金)~24日(月)※最終日は16時まで
青山ゑり華 店内にて

予約なしでご覧頂けますが、ご来店のお時間がお決まりでしたらお知らせください。
03-6427-2720
aoyaamerihana@gmail.com