道行コートの染め替え|想い出のピンクを残し、今の私に似合う色へ

若い頃、お母様に誂えてもらった道行コート。
年齢とともに少し着づらくなってきたピンク色のコートを、今の装いに似合う色へ染め替えました。

今回のご希望は、もとの絞り模様を生かすこと。
通常どおりに染め替えると絞り模様が目立たなくなってしまうため、絞りの周囲をあらためて絞ってから染める方法をご提案しました。

染め上がったのは、春先にもよく似合う、やわらかな若草色。
絞り模様の周りには、もとのピンク色がほんのりと残っています。

お客様より

若い頃に母に誂えてもらいました。
年齢とともに着づらくなってきたピンクの地色を染め替えたいと相談しました。

普通に染めてしまうと絞りがなくなってしまいますが、絞りは残したいと希望したところ、悉皆屋の橋村さんから、絞りの周囲を絞って染める方法をご提案いただきました。

染め上がった色は春先にぴったりで、顔映りも大変良く、満足しています。
絞りの周りにほんのりと残ったピンクは、母との想い出が残っているように感じられ、とても嬉しいです。

絞りの周りには、想い出いっぱいのピンク色がほんのりと残りました。

今回の加工内容

  • 洗い張り
  • 柄の周囲を絞ってから染め替え
  • 羽裏の交換
  • 角衿仕立て

加工料金

洗い張り 9,900円
柄の廻り絞りを含む染め代 82,500円
羽裏 13,200円
角衿仕立て代 39,600円
合計 145,200円

※価格はすべて税込です。料金は2024年当時のものになります。