平良敏子 白寿記念作品展2019/02/25
こんにちは花岡です。
芭蕉布の平良敏子さんが白寿(九十九歳)を迎えたのを記念して作品展が開催されることになりました。
喜如嘉の芭蕉布 人間国宝 平良敏子
白寿記念作品展 古代布から珠玉の工芸
と き 平成三十一年三月一六日(土)~二十四日(日)
ところ 識名園 世界遺産・国指定特別名勝 沖縄県那覇市
重要無形文化財保持者平良敏子の功績は、古代布を珠玉の工芸品に昇華させたこと。芭蕉布と出会って八十五年。この間、同じ技法で布が生み出されていることです。
そして次の世代へと受け継がれていることです。(パンフレットより)
芭蕉布は一人では出来ない織物です。一九六五年に「沖縄タイムス文化賞」を「芭蕉布の平良敏子」として受賞した時も「芭蕉布に関わる人の代表としていただきました」と言い、賞金は皆で分けました。
大宜味村の有志の方が「なにか敏子さんに記念品を」と言ってくれたときに「心を映す鏡が欲しいです」と言い、その鏡を自宅の玄関に置いて仕事の前に「今日も嘘偽りの内仕事をさせてください」と手を合わせるそうです。それは、ひとつでも手を抜いたら仕上がりに表れてしまうからです。
白寿を迎えた今も、「やわらかい糸で、むらのない芭蕉布をつくりたい」という想いでいらっしゃいます。(一部パンフレットから引用)
ちょっと行ってくるという所ではありませんが、もしご興味がございましたらお出掛けになってみてください。〈花〉