知花花織の名古屋帯2019/12/02
金良美香さん作 知花花織九寸帯
知花花織は、平成22年に県の伝統工芸品に認定された、沖縄の中で一番新しい産地です。
多くの花織が緯糸(横の糸)を浮かせて花を織るの対して、知花花織は経て糸を浮かせて織るのが特徴です。
こちらの金良さんの作品は、伝統的な経て花に、綜絖を使わないで手で糸を織り込む「てぃー花」と、更に緯糸浮かせる花も使っています。
しかも、浮いている糸の裏側が平織りされている??
どうやっているのかよくわからず、知花花織の副理事長の神田さんに電話してお聞きしました。笑
それでもよく理解出来ないくらいの難しい織です。
3通りの花が入っているお陰で、従来の経て花だけのものよりも、色数か増えて、華やかな帯になりました。
紬や小紋に合わせて活躍する帯になるでしょうね。 ※こちらの帯は売約済みです。