2021年夏物発表会2021/04/02
4月9日(金)~12日(月)4日間
青山ゑり華 店内にて
夏の着物は夏バテ防止になる?
4月になり、店頭に夏物が並び始めました。 夏は着物をお召しになる方が一気に少なくなります。 理由としたら「やはり暑い!」と言うことでしょうか。 もちろん、温暖化の影響もあって暑いのは確かです。 しかし、暑いときは何を着ていても暑い! 極端なことを言うと裸でいても暑いのです。 むしろ、ゑり華のお客様にお聞きすると、着物ならギンギンにクーラーが効いている電車やお店の中にいても、体温の急激な変化が少ないので体への負担が少なく、夏バテしにくいという方も多いくらいです。
素材の楽しさが夏物の魅力です
夏物の楽しみのひとつに、素材の豊富さがあります。 糸の原料として、絹、綿、麻、それらをミックスした絹綿、絹麻、綿麻などもあります。 自然布系では芭蕉布、シナ布、藤布、からむしなどが数は少ないですが生産されています。 織り方も色々ですね。縮、絽、紗、羅など軽くて美しい、見ているだけで楽しくなって着ます。
夏の着物・帯・襦袢が色々揃います
夏の着物
定番!小千谷縮 麻100%で涼しくて家で洗えてアイロンいらず!
単衣・夏の襦袢地
正絹<絽・経絽> 麻<絽麻・平麻・紋紗> 木綿<海島綿>など 洗えて居敷当ての要らない絹の長襦袢! 浅見織物さんの襦袢は薄手の透け感のある襦袢にもかかわらず、丈夫でスレにも強いから居敷当てを付けずに仕立てられます。 しかも家で洗える! 着物借用頻度が高く、裾が擦りきれるとお悩みの方におすすめです。
3シーズン締められる素材の帯が人気です
生紬素材の帯 早めに着る単衣にどんな帯を合わせたらいい?そんな相談が増えています。 ゑり華のおすすめはシャリ感のある薄手の帯地。 透けていそうで透けていない。 10年も前なら中途半端な帯でお勧めしにくかったのですが、現在需要が高まって人気となっています。 中でも力を入れているのが「生紬」の染帯。 琉球紅型、多ち花、武村氏の作品がお勧めです。 琉球紅型 べに吉も仲間入り 武村氏と多ち花の帯、目をひきます。 盛夏はこれに限る!薄くて軽い。 博多西村織物の半幅帯も新柄が入荷しました。
夏のコート地
帯を守るためにも、ゑり華は夏も帯出しで歩かない運動推進中! 羅のコート・紗のコート・紋紗・シースルーコートなど。 こんなに薄くてなんかの役に立つの?そうお思いになる気持ちは分かります。 でも貴方の大切なお着物を汚れからガードしてくれます。 並の雨ならちゃんと弾いてくれます。 しかし、そんなことよりも何より格好良い! それだけでもお金を出す値打ちが充分あります。 お買い得品(ちょっとしたB反)も入荷しています。お早めにご覧ください。 涼感漂う紗のコート地 今年も薄物のコート地をしっかり揃えました
単衣に気持ちいい着物ございます
単衣の着用時期が延びていますね 夏は着物着ません!そういうお客様も結構多いです。 本音で言うと「そんなさみしいこと言わないで」なのですが、「暑いから着ない」そういう気持ちも良く分かります。 特に近年温暖化の影響でしょうか。4月くらいから暖かい日が続いたりするので単衣の着用期間が延びています。 そこで、、、藤井絞のはごろ木綿多数入荷 ご存知藤井絞さん、自慢の新製品「はごろ木綿」が多数入荷しています。 木綿とは思えない手触り、うっとりするほど柔らかい生地に魅了される人続出しています。 まだ触ったことの無い方、是非触りに来てください。 ほうき星 すっきりシンプルめ。男性にもオススメ。 プリズム 色の組み合わせがいいですね
ゑり華オリジナルのはごろ木綿
藤井絞のはごろ木綿、とても良い手ざわりです。 そこで思いついたのが、このはごろ木綿の生地に他の染をした物をつくってみたい! そんな無茶なお願いを藤井社長は快く聞いてくれました。 はごろ木綿をつかった武村小平さんの型染め「市松崩し」 もうすっかりおなじみになった武村小平さん。氏の着尺をはごろ木綿で染めたら真夏以外に気軽に着られて良いんじゃ無い? と思いつきやってみました。 結果、、、想像以上に良かったです! 着心地も格好もすべて大満足! 一反からお誂えのご注文にもお応えできます。 生地ははごろ木綿の他にしじら、303シリーズの白生地などが選べます。 他にも続々新柄が登場しています。
紫織庵さんとのコラボ 友禅染の近江縮
シボのある麻の生地に後染めをすることって難しいんです。 ボコボコしていて染料がしっかり染まりにくく、ほとんどが無地か、糸の段階で染めることのできる縞柄です。 しかし、紫織庵さんが友禅染で近江麻に染めることに成功! いまさんと色柄を相談して、ゑり華オリジナルで染めて頂きました。
4月9日(金)~12日(月)4日間
青山ゑり華 店内にて