【きものクリニック】愛らしいピンクの訪問着を 凛とした藤色へ

二十一歳の時に誂えてもらった訪問着。愛らしいピンクの地色でしたが、年齢を重ねるにつれて少し着用しづらくなり、ほとんど袖を通す機会がないままになっていたそうです。

今回は、通信で染め替えの事例をご覧になったお客様からご相談をいただきました。これから先も長く着られて、さまざまな場面で重宝する一枚にしたいとのご希望をふまえ、藤色への染め替えをご提案しました。

刺繍を活かして、地色を藤色へ

今回のお直しでは、全体に上から色をかけることで、刺繍以外の部分を同系色に整えています。もとの模様や色の印象が落ち着き、地紋の美しさがすっと浮かび上がるような仕上がりになりました。

愛らしい雰囲気だったピンクの訪問着は、凛とした藤色の一枚へ。柄の印象もすっきりとまとまり、活用範囲の広い訪問着として生まれ変わりました。

染め替えで、これからもっと楽しめる一枚に

染め替えの魅力は、着物の雰囲気を大きく変えられることにあります。思い出のある着物や、よいものだけれど今の自分には少し若く感じる着物も、色を変えることでまた新鮮な気持ちで楽しめることがあります。

お客様にも「これから長く着られて重宝しそう」「凛とした雰囲気になり、地紋の美しさが際立つ一枚になった」と大変お喜びいただきました。

今回の加工内容

洗い張り、しみ抜き、染め替え、ガード加工、お仕立てを行いました。

加工内容 料金
洗い張り 14,300円
しみ抜き 16,500円
無地染め 11,000円
ガード加工 15,400円
越南仕立て 35,200円
合計 92,400円(税込)

※掲載の料金は、納品当時のものです。加工内容や着物の状態により、料金は異なります。

「派手に感じて着られない」「昔の色柄が今の自分に合わない」そんな着物も、染め替えやお直しでまた楽しめることがあります。お手持ちの着物で気になるものがありましたら、青山ゑり華のきものクリニックへご相談ください。