加賀友禅
私は金沢育ちですが、高校を卒業してからほとんど東京にいます。
(現在はさいたま市在住)
そのため東京の女性が着物を着るシーンが良く理解出来ます。
ホテルの結婚式、お宮参り、パーティ、観劇、コンサート、美術館などなど・・・。
その上で、どんな色目が映えるか、どんな柄が美しく見えるか。
金沢の誰よりも分かっていると言う自信があります。
先日こんな事が有りました。
お客様のM様からお電話で問合せいただきました。
「ホームページに出ている、加賀友禅の訪問着まだありますか?」
はい、ございます。数は少ないですが他にもございますよ。
その方、その日のうちにご来店くださいました。
青山 ゑり華にはその時5点ほどの訪問着が有ったのですが、その中から何と2点お求めくださったのです。
お話をお聞きしたところ。
お子様が金沢の大学に入った関係で良く金沢にお出掛けになるそうです。
来年の娘の成人式に家族写真をとりたくて、せっかくなら自分も加賀友禅の訪問着を着て撮りたい。
でも金沢のお店や問屋さんをたくさん見たけど、これはと言う物が見つからなかった。
その後東京と横浜のデパートでも見つけられなくて、インターネットで「加賀友禅 東京」と検索したら青山ゑり華がヒットして。
ホームページに素敵な訪問着が出ていたので、すぐに電話して飛んで来たのよ。
なんともビックリするお話しですね。
では青山 ゑり華の加賀友禅は他と何処が違うのでしょう?
ゑり華の加賀友禅はここが違う!
・信頼できる確かな作家さんだけに制作をお願いしています。
・良い生地にしか良い染は出来ません。最高の生地を使って染め出します。
・友禅は糸目糊が大事。確かな職人さんに置いてもらいます。
・オリジナル商品はすべて私が地色を出しています。
・シーンを理解して制作しています。(結婚式・パーティ・お茶席など)
作家・生地・糸目・それぞれ大切ですね。
でもそれは選べば誰にでも出来てしまいます。
ゑり華だから出来る事。
それは地色の選定。
着物を選ぶ時に一番大切なのは地色だと私は思っています。
嫌いな、自分に似合わない地色の着物は絶対にご購入いただけません。
また都会のおしゃれな場所に相応しい色に染められていないと、野暮ったく見えてしまうのです。
加賀友禅を知り尽くし、東京にいるからこそ出来ること。
それこそが青山ゑり華の強みです。