宮古上布九寸帯

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説明

こちらは、重要無形文化財「宮古上布」としての認定要件をすべて満たした、九寸帯になります。

1.宮古上布が重要無形文化財として認定されるには、以下の条件を満たす必要があります。
2.苧麻(ちょま)を手績みした糸を100%使用していること
3.絣模様は、伝統的な手括り(てくびり)または手結いによって施されていること
4.染料は純正な植物染料のみを使用していること
5.手織りであること
6.木槌による砧打ち(きぬたうち)仕上げがされていること

以上のすべての工程を満たすことで、重要無形文化財「宮古上布」として認定されます。

意外に思われるかもしれませんが、一般的に「宮古上布」として流通している、紺色で細かい絣模様のものの多くは、実は重要無形文化財には該当しません。
それらは大島紬と同様の「締め機」によって絣が施されており、上記の要件をすべて満たしていないためです。

この九寸帯は、正真正銘の重要無形文化財「宮古上布」の技術によって織り上げられたものです。砧打ちによる仕上げで、表面は非常に滑らかで艶があり、一方で裏面には苧麻特有のザラリとした手触りが感じられます。その織りと風合いは、ぜひ実物でお確かめいただきたい逸品です。