南風原花織九寸帯

説明

野原織物工房　野原俊雄作
夏南風原花織九寸帯　絹100%

那覇の南に位置する南風原（はえばる）町は、沖縄の伝統的な絣の町として知られ、数多くの織物工房が集まっています。
本品は、その南風原を代表する織物職人・野原俊雄氏の手による一品。
夏の絹織物らしい軽やかな駒糸（こまいと）を使用し、さらりとしたシャリ感が涼やかな印象を与えます。

生地には、沖縄の伝統技法のひとつである花織（はなおり）が施され、さらに南風原らしい絣模様を組み合わせることで、軽やかでありながらも深みのある表情を演出。代表的な夏着物である小千谷縮（おぢやちぢみ）との相性は抜群。また、絽や紗のような透け感がないため、春や秋口の装いにもご活用いただけるロングシーズン対応の一本です。