石川県重要無形文化財技術 牛首紬2018/07/31
牛首紬をご存知でしょうか?
題名 | 白山工房牛首紬 縞 |
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素材 | 絹100% |
適応シーン | 街着、観劇、女子会など |
適応シーズン | 9月~5月 |
価格 | 380,000円(税別)仕立代別 売り切れ御礼 |
元々、石川県の牛首村で織られていた織物です。
この村は、現在手取川ダムの底に沈んでしまいましたが、その技術は白山の麓、西山産業・加藤機業場の二軒の工房で伝えられています。
牛首紬、別名を釘抜紬。釘に引っかかっても釘が抜けるほど丈夫な紬だからついた名前だそうです。
↑牛首の証紙
たった二軒!幻の紬といわれる所以です
<左>白山工房(西山産業) <右>加藤機業場
その強さの秘密は?
玉繭を使って作られる糸にあります。玉繭は、二頭の蚕が仲良く一つの繭を作ったものです。二頭の糸が複雑に絡みあっているため機械で製糸することが難しく、座繰りという昔ながらの手紡ぎで糸を作ります。ゆっくり手で紡がれた糸は、蚕さんのはいた糸本来の弾力もち強く光沢のある糸になります。玉繭の絡んだ部分が節となり独特の風合いの光沢のある生地になるのです。
縞は珍しいの?
現在、牛首紬と言えば白生地に柄や色を染めたものがほとんどです。先に糸を染めて織る先染めの紬は、角印の西山産業で少量織られています。贅沢な普段着として艶と張りを楽しんでください。
題名 | 白山工房牛首紬 縞 |
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素材 | 絹100% |
適応シーン | 街着、観劇、女子会など |
適応シーズン | 9月~5月 |
価格 | 380,000円(税別)仕立代別 |