お着物の手入れ
自宅でするお手入れ
着物を着た日のお手入れ
きもので楽しいお出掛けした後、家に帰ってきものを脱いだら
①きものハンガーに掛けて陰干し、汗を飛ばす
②汚れがつきやすいところをチェック
汚れが付きやすいところは、衿、袖口、裾など。
お食事をした場合は上前や帯もチェックしてくださいね。
きものは洋服と違い毎回お手入れをする必要はありません。
汚れがなかったら、陰干し後畳んでしまって大丈夫です。
ただ、汚れがあった場合やあまり出番のない着物はお手入れをしてからしまいましょう。
自分で出来ることもありますが、自信がなかったらご相談ください。
着物のお手入れサービス
丸洗い
丸洗いとはドライクリーニングのことです。
通常は揮発性の溶剤を使い、機械に入れてガラガラ回して洗いますが、ゑり華は皆様の大切なお着物を必ず手で洗います。
機械は使わず、職人さんの手洗いです!
下洗いどころではありません、基本的に手洗いです。
職人さんが目と手を使って洗いますから、汚れがあると必ずそこを触ります。
重点的に洗う事によって新しいシミならこの手洗いでほぼ落ちてしまうくらいです。
揮発溶剤がとても綺麗
もう一つのポイントは、揮発溶剤がとても綺麗なこと。
通常溶剤は機械の中で、着物の汚れをどんどん取っていきます。
取った汚れはどこに行くかと言いますと、・・・どこにも行きません。
着物を洗うごとにどんどん溶剤は汚れていきます。
そんなドロドロに汚れた溶剤の中に着物を入れたらどうなるか・・・、その汚れは着物に戻ってしまうのです。
きものは洗っている溶剤よりも絶対に綺麗にはなりません。
ゑり華のお願いしている業者さんは、高価な循環濾過装置を導入しています。
それにより溶剤は常に透明でサラサラ。
汚れてしまった溶剤が着物に戻ることはありません、洗い上がりが違います。
新品の仕立て上がって来た時のあの明るさを取り戻してみませんか。
丸洗い料金表 2024年5月現在(税抜)
小紋・紬・色無地 | (袷)11,000円 (単衣)10,450円 |
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付下・訪問着 | (袷)11,000円 (単衣)10,450円 |
黒留袖・色留袖・振袖 | 14,300円 |
長襦袢 | 7,700円 |
名古屋帯 | 7,700円 |
羽織・コート | (袷)10,450円 (単)9,900円 |
シミ抜き
全体を洗うのではなく、汚れた部分だけを綺麗にするのがシミ抜きです。
日本の着物のお手入れ技術は世界的に高いレベルにあります。
繊維のことをよく理解した京都の職人たちが染みや汚れの根本を見抜く「目」とその対処を知っている「技」を用いて生地を傷めないかどうかをテストしながら、細心の注意を払いながらおこないます。
シミの種類に合わせ、何種類もの溶剤や薬剤を使って部分的な汚れを落としていきます。
※古いシミや、黄色く変色しているシミは完全に落ちない場合もあります。
お着物をお持ちいただければ、より早く対応できますので
判断しづらい事など、お気軽にご相談ください。
お見積もりは無料です。
汗ぬき
きものを着ていると、結構汗をかいているものです。
その時は見えなくても後々黄ばみとなって出てくるから厄介です。
きものの丸洗いはドライクリーニング。
ドライの溶剤は皮脂やファンデーションなどの油性の汚れを落としますが、汗は水性汚れのため別で汗抜きが必要です。
汗抜きはきものの丸洗いにプラス2,000円でお付けできます。
季節の変わり目に、きものを仕舞う前に考えてみませんか?
サイズ直し
体型が変わって着られなくなった着物、頂き物でサイズが違う物など、サイズがあわない部分だけお直しいたします。
洗い張り
きものを解いて、繋ぎ合わせて元の反物の状態に戻して水洗い致します。
汚れのひどいものや、寸法が合わない場合には洗い張りが必要です。
きものが新品の時のようによみがえります。
古いきものは弱っていて、洗い張りに耐えられない場合がありますので、事前に耐性を鑑定します。
水洗いなので全体の汚れはすっきりときれいになりますが、きついシミや古い汚れはきれいに落ちません。
洗い張り料金表 2024年5月現在(税抜)
小紋・紬・色無地 | (袷)14,300円 (単衣)13,200円 |
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付下・訪問着 | (袷)14,300円 (単衣)13,200円 |
黒留袖・色留袖・振袖 | 17,600円 |
長襦袢 | (無双)10,780円 (単衣)9,680円 |
名古屋帯 | 7,700円 |
羽織・コート | (袷)14,300円 (単)13,200円 |
※2024年5月現在の料金です。
※掲載している料金はすべて税込となります。