着物を通して素敵に年を重ねていくお手伝い – 

青山 ゑり華

お世話になった方に会いに

昨日はバイクで遠出をして来ました。
行先は福島市。
市内の大町で呉服屋「とみ田」を営んでいる富田さんに会いに行きました。

とみ田さんは、私が修行時代に担当させて頂いたお店。
ご主人、奥様には大変可愛がって頂きました。
出張のアポを取ると必ず「夕方最後に来な」そう言っていつも食事、スナック、締めまで連れて行ってくれました。
たま
に予定が合わなくて泊まれないときは怒られるくらいに、まだペーペーの癖に生意気な私をとても可愛がってくれました。
とみ田さんに出入りしている問屋同士も仲が良く、皆富田さんを「お父さん」と呼んで慕い、催事の打ち上げなどは皆でどんちゃん騒ぎをしたものです。


    はしゃぎすぎでしょ!
その富田さんが、病気だと聞きました。
中々都合がつかず、昨日ようやくお会い出来ました。
膀胱癌に慢性白血病。思った以上に重い病名ですが、ご本人は何時もの調子で軽口です。
私も「生きてるうちに会いに来ました」
「死んだら使えないから、先に香典貰ってるんだ」
「ロクな使い方されないと思うから、死んでから奥さんに渡しますね」
そんな会話をしながら、内心涙が出そうになっている。

修行先を卒業して30年経っても、ふとした時にどうしているかなと思い出す。
そんな大切な人がいることが嬉しい。
福島のお父さん、まだまだ駄目ですよ。
また会いに行くから美味しいものご馳走してくださいね。


     富田さんと若夫婦


   珍しく、ライダーの格好で