2020夏物発表会2020/04/06
4月から
青山ゑり華 店内にて
夏の着物は夏バテ防止になる?
4月になり、店頭に夏物が並び始めました。
夏は着物をお召しになる方が一気に少なくなります。
理由としたら「やはり暑い!」と言うことでしょうか。
もちろん、温暖化の影響もあって暑いのは確かです。
しかし、暑いときは何を着ていても暑い!
極端なことを言うと裸でいても暑いのです。
むしろ、ゑり華のお客様にお聞きすると、着物ならギンギンにクーラーが効いている電車やお店の中にいても、体温の急激な変化が少ないので体への負担が少なく、夏バテしにくいという方も多いくらいです。
素材の楽しさが夏物の魅力です
夏物の楽しみのひとつに、素材の豊富さがあります。
糸の原料として、絹、綿、麻、それらをミックスした絹綿、絹麻、綿麻などもあります。
自然布系では芭蕉布、シナ布、藤布、からむしなどが数は少ないですが生産されています。
織り方も色々ですね。縮、絽、紗、羅など軽くて美しい、見ているだけで楽しくなって着ます。
夏の着物・帯・襦袢が色々揃います
夏の着物
夏の素材は色々、絹、麻、芭蕉など全国各地の様々な夏物を集めました。
単衣・夏の白生地
絽・経絽・紋絽・紋紗など、色無地に使える生地を集めました。
単衣・夏の襦袢地
正絹<絽・経絽> 麻<絽麻・平麻・紋紗> 木綿<海島綿>などを揃えました。
単衣から夏の帯
博多織の西村製八寸帯・紗の八寸帯・半幅帯 捨松の帯 藤井絞の帯 などなど
夏のコート地
帯を守るためにも、ゑり華は夏も帯出しで歩かない運動推進中!
羅のコート・紗のコート・紋紗・シースルーコート・グリスターコートなど。
貴方の大切なお着物を汚れや乱暴者?からガードしてくれます。
【初お披露目】 季織苑工房 粟野さん×花岡コラボ
米沢紬に加賀友禅の名古屋帯
3月の初旬、粟野さんと金沢に向かいました。
訪ねた先は加賀友禅の藤村建雄先生。
米沢紬に加賀の染めをどのように表現したらより引き立つかを考えて、糸目の友禅と濡れ描き友禅のふたつを提案。
まずは糸目と濡れの両方得意な藤村先生にお願いしました。
一点だけチラ見せ。ごりです。
夏の染帯って本当に面白いものが少ない!
ということで、先生に素敵な帯を作っていただきました。
※期間中粟野さんにお越し頂く予定でしたが、新型コロナウイルスによる影響に鑑み、残念ながらご来店頂くのは中止とさせて頂きました。
紫織庵さんとのコラボ 友禅染の近江縮
シボのある麻の生地に後染めをすることって難しいんです。
ボコボコしていて染料がしっかり染まりにくく、ほとんどが無地か、糸の段階で染めることのできる縞柄です。
しかし、紫織庵さんが友禅染で近江麻に染めることに成功!
いまさんと色柄を相談して、ゑり華オリジナルで染めて頂きました。
4月から
青山ゑり華 店内にて