お香の会「春苑香」開催しました2018/03/04
こんにちは、柴です。
先日のお香の会を紹介します。
私も体験参加させて頂きました。
今回のお香は「春苑香」
大伴家持が読んだ歌でお香の世界を楽しみます。
春の苑 くれなゐにほふ 桃の花 した照る道に 出で立つ娘子(おとめ)
くれない色に照り映える春の庭園で、桃の花が満開でその木の下に輝く道に立っている姿がとても綺麗だ、という歌です。
この歌の情景を思い浮かべながら、本香5包が?き出され、
春の苑
桃の花
娘子
の順をそれぞれが考えました。
試香では、春の苑と桃の花が?き出されたのですが、先生に
「それぞれの香りを「甘い」などの香りの特徴ではなくて、思い浮かんだ風景などのイメージで覚えて」と言われましたが、これがとても難しく、、、。
そのイメージを言葉にするのがさらに難しく。。。
でも平安時代を生きてないし、難しく考えるより想像するしかないや!と、大伴家持の生きた時代はどんなだろうと思いながら香りに向き合い、なんだかスッキリ癒されてとても居心地のいい時間を過ごしました。
3炉までの体験参加、当たったりそうでなかったりでしたが、香りの世界で楽しむことが醍醐味のなので、外れではないと言ってくださいました。
どうも当てた外れたを気にしてしまうのですが、香りに浸り、リラックスすること、自分の日常にゆとりの時間を作ってあげること、そんな時間を他人と共有することが大切で、そのためにお香はピッタリ!だと思いました。
初めてで所作もわからない私に「一番緊張してる?」と和ませてくれた先生に感謝です。
ゑり華のお香の会の次回は4月1日です。
「さくら香」
ちょうどお花見や桜祭りなどが各地行われる頃ですね。
♪さくらさくらやよいの空は?♪
日本人にとって一番身近なお花かもしれません。
唱歌や香りで桜の世界を楽しみたい方、ご参加おまちしております。
私のような初心者でも、「着物を着る機会が欲しい」方ももちろん大歓迎です!
4月1日(日)14時から
会費4,000円(香木代、茶菓代含む)
申し込み締め切り 3月30日