【訪問着の染め替え】派手になったから、と諦めないでよかった2020/02/04
染め加工内容
地色を抜かない(白にもどさない)方法を選択
(1)薄い地色を全体に引いて柄の色を抑えます
(2)柄をよけて引き染めをします
引き染めと浸し染めの違いはご存知ですか?
引き染め:しんし針で反物をピンっと張らせながら刷毛で染める方法
浸し染め:染液にドボンと浸けて染める方法
引き染は繊細な加減ができるが浸し染めよりお値段がはります
ここが悉皆(しっかい)の技!!
柄よけぼかし(柄をよけて引き染めをすること)
ぼかす範囲と位置を青花の汁であたりをつけ、柄に重なりすぎず寄せすぎ
ず不自然にならないよう、その着物の持ち味を活かしながら染めるところ
と染めないところの指定をします
ぼかし位置に霧を吹いて、毛細管現象を起こしフワッとぼかします
![](https://aoyama-erihana.jp/wp-content/uploads/2020/02/20200204-oteire-02.jpg)
なぜ青花の汁!?豆知識
青花(露草)の汁は描いても水で消える特徴があるため
染織の柄付けの下絵などに使われます
お手入れ工程と加工料金
洗い張り 14,300円
染め代 77,000円
胴裏 元のを使用
八掛 11,000円
お仕立代 52,800円
合計155,100円
※お手入れの内容や悉皆屋、仕立屋によって価格が異なります。
濃い色の場合は別途スレ直し代がかかる場合がございます。
お見積もりは無料です
丁寧なお手入れ、幅広い提案、お直しは経験と実績が大事です。
ゑり華では定期的に京都の悉皆やの橋村さんにご協力いただき、着物のお手入れ相談会を開催しています。
・古い着物を持って行くのが恥ずかしい
・お願いしていいか迷う
・お代がどのくらいかかるのか知りたい
・直す価値のある着物なのかしりたい
・買ったお店がもうなくて、あるいは頂いた着物で、お手入れ先が見つからない
一点ずつのことだけにいろんな疑問があるかと思います。気軽にご相談ください。
また、着物の丸洗い、しみ抜きなどはいつでもお持ち込み可能です。
とくにしみはできるだけ早いほうが落ちやすいので、お早めにお持ちください。
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電話番号03-6427-2720
営業時間10:30~19:00/定休日毎週火・水曜日
興味を持たれましたら是非ご連絡ください。