大城廣四郎壁上布2021/05/15
こんにちは、青山ゑり華の花岡です。
本日ご紹介するのは、夏の着尺です。
沖縄の南風原町は沖縄最大の織物生産地として「琉球絣」「南風原花織」を生産しています。
その中でも特に凝った絣を作り続けている「大城廣四郎工房」の夏着物をご紹介致します。
壁上布
上布と言っても麻ではありません。
壁上布とは強く撚りをかけた糸と撚りのない糸をあわせ、初めの撚りと逆に撚った「壁糸」を使って織ったシボのある着物です。
撚りが強い糸はシャリ感があり、風通しがよくさらりとした着心地と、透け感が涼風を高めてくれます。
大城廣四郎工房三代目の大城一夫氏は、昨年古希を迎えて益々円熟味を増しています。
私は、今最も面白い絣を作る人は一夫さんじゃないかと密かに思っているほどです。
こちらの作品をご覧ください。
黄色の横段がまず目に飛び込んで来ます。
境目をグラデーションにして、地色に自然に溶け込んでいるので、横段が苦手な方でも自然にお召頂けると思います。
そこから沖縄らしい絣柄が二柄続きます。
縦の縞も何色もの糸で構成されていて、ずっと見ていて飽きません。
織は手織りですが、染料は化学染料を使ってます。
夏の強い陽射しでも安心してお召しいただけます。
価格とお問い合わせ
大城廣四郎工房製 夏着物「壁上布」
160,000円(税別)
気になる方はお問い合わせください。
https://onlineshop.aoyama-erihana.jp/product/tsumugi-002/
青山ゑり華
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