坂口染工房 加賀古代型染浴衣2018/06/26
題名 | 坂口染工房 加賀古代型染浴衣 |
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素材 | 綿100% |
適応シーン | 街着、納涼祭、女子会、花火大会など 夏のお出かけに |
適応シーズン | 7月~8月 |
伝統的な技法を守り抜く板場友禅染
いまや金沢で板場友禅染をしているのは坂口幸市さんの工房が唯一。
型置きから染めまですべての工程を手作業、夏の暑い日や冬の極寒の日も糊を乾かさないために空調をつけず中腰で黙々と糊置きをしている、一反ずつ染められている浴衣です。
受け継いだ 100年以上前の型紙を使用しています
坂口さんの祖父である中儀延さんが明治時代中期に収集した古い型紙を復活させ使用しています。
朝顔や雀、鯉など花鳥風月約500柄の伝統的な文様でありながら他では見ない図柄ばかりです。
染めは今の好みにあった済んだ色合いが魅力的です。
技法は2枚の型紙を使う「二枚白」。
より細かい緻密な模様の表現を可能にしています。
そのために、加賀古代型染め友禅浴衣独特の柄行きや色合いが生まれています。
加賀の古代染浴衣 2枚の型紙をいかして2色染をしています。
浴衣という感じではないので「その着物はなぁに?」とよく聞かれます!
襦袢を重ねて夏着物として素敵に着られます。
生地は張りのある綿絽です。洗濯ネットに入れて自分で洗えますし洗っても張りが失われません。
ほとんどノーアイロンなのも手間いらず。何度洗っても生地がへたることなく扱いやすい生地です。
「浴衣を通じ多くの人に石川が誇れる加賀小紋の素晴らしさに触れてもらいたい」
という先生のご好意でお手ごろ価格にて取り揃えております。
坂口先生には以前ゑり華にもお越し頂き、作品展と加賀小紋の糊置きの実演をして頂きました。
坂口幸市作品展2013
現在、金沢で型友禅染の工房は坂口先生の工房1軒です。 貴重な技術が詰まった浴衣を是非店頭でご覧ください。
取扱商品
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作者 坂口幸市
昭和19年 長野県生まれ
昭和53年 石川の伝統号芸展初入賞
昭和56年 日本伝統工芸展初入選 奨励賞受賞
昭和58年 日本伝統工芸展に二枚白出品 日本工芸会正会員に認定
以降、石川の伝統工芸展連続入賞。
日本伝統工芸展染織展連続入賞
日本伝統工芸展、昭和63年を除きすべて入賞