着物を通して素敵に年を重ねていくお手伝い – 青山 ゑり華

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加賀友禅 九寸名古屋帯『ままごと』作:志田弘子2018/02/27

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作者 志田 弘子
題名 ままごと
素材 絹100%
適応シーン 小紋・紬に  観劇、女子会、同窓会、など
適応シーズン 9月~12月、1月~5月
価格 280,000円(税別)【完売御礼】

こちらの帯は加賀友禅作家志田弘子さんの作品です。

糸目の細かさ、着物の柄まで丁寧に描く繊細さ、志田さんならではの色づかいでほんのりとやさしい印象の帯ができました。輪郭のまるっとした女の子らしいラインや、ぷっくりした手足、子供らしい仕草に愛嬌があって可愛らしいです。

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志田さんは石川県で生まれ育ち、今も能登で活動なさっています。

能登の自然の風景や、子供たちの愛くるしい表情や仕草を丁寧に描いた作品には、今にも動き出しそうな躍動感があり、話し声が聞こえてくるような、生命力を感じます。それはご自身のお子様をモデルに日常の風景を切り取って描いているからです。今ではお孫さんたちに囲まれて作品を作っています。

タイトルは「ままごと」

優しい笑顔で志田さんが当時の様子を語ってくださいました。

お庭のお花がいつ咲くかな、と毎日眺めていて、やっと咲いた時のこと、「おばあちゃん、はいどうぞ!」とままごと遊びをしていたお孫ちゃんが両手いっぱいにお花を摘んで見せてくれたそうです。「うん、ありがとう。」「お花、一緒にお水につけてあげようね」と。お孫ちゃんの好奇心とお花をプレゼントする優しい気持ちにほっこりとして描いたそうです。

志田弘子さんインタビュー

 

作者 志田 弘子
題名 ままごと
素材 絹100%
適応シーン 小紋・紬に  観劇、女子会、同窓会、など
適応シーズン 9月~12月、1月~5月
価格 280,000円(税別)【完売御礼】

加賀友禅作家 志田弘子先生

1952年 石川県能美郡川北村に生まれる

1975年 金沢美術工芸大学 日本画科 卒業

 同年 志田哲夫と結婚

    その後、千尋 真樹子 穣太郎 耕二郎 4人の子供たちを授かる

1987年 加賀友禅作家として独立

1994年 石川県の伝統工芸展初入選 以後入選を重ねる

2004年 能登中島町文化ホールにて個展

2008年 名古屋名鉄デパート美術サロンにて等 個展を重ねる

2009年 NHK「美の壺」収録

    現在に至る

青山ゑり華では、過去3回にわたり志田弘子さんの作品展を開催いたしました。

開催にあたって志田さんが友禅作家に至るまでの経歴や作品に対する想いを語っていただきました。

志田弘子さんインタビュー