【羽織の染め替え】気になる地色を好きな色に2020/09/08
- クリニックキャンペーンで羽織の染め替えをしたお客様にインタビュー 、お手入れの工程と共にご紹介します。
相談会の流れ
まずは、その着物についてお話を伺います。 自分で購入したのもの、誰かから譲られたもの、色々な経緯があると思います。 お話を伺うと、どのくらいの時代に仕立てられたものなのかや、着用頻度など、着物の状態と照らし合わせながら知ることが出来ます。 次に、なぜ相談にお持ちになったのか。 地色が気になる、柄の色が気になる、金彩など装飾が気になる、 しみを付けてしまった、黄変が出てしまった、など、どこを中心にお手入れをするか決めます。 ゑり華のお手入れは、直して終わりではありません。 直したものが着られる方法を一緒に考えます。 今回は、お母様から譲り受けたローケツ染めの羽織です。 地色の白が気になっていて、なかなか袖を通せずにいました。 クリニックキャンペーンで橋村さんに相談して、上から紫色をかける無地染めをすることに。
お手入れ工程
まずは洗い張りで着物を反物の状態に戻します。 色をかけたらどんな感じになるのか、生地にフィルムをのせてイメージを共有します。 この色をかけるというものではなく、染め上がりがこんなイメージになるよ、というものです。 着物一枚一枚もとの色が違うので、その着物に合わせた色で職人さんが染めてくださいます。 染め上がり後、ご連絡。仕立て前に一度見て頂きます。 もうひと色濃くすることも可能です。 お似合いになるか、身体にあててみることもできます。
フィルムでイメージはついていましたけど、思っていた以上によいです。
柄の残り加減もちょうど良くて嬉しいです!染め上がりに満足!の次には、羽裏を新しく選ぶ楽しみが待っていました。 羽裏が決まったら、お仕立てに進みます。
雰囲気の合うものにしようか、着る度に嬉しくなるものにしようか、迷います。
仕立て上がりが楽しみです。
お見積もりは無料です
丁寧なお手入れ、幅広い提案、お直しは経験と実績が大事です。
ゑり華では定期的に京都の悉皆やの橋村さんにご協力いただき、着物のお手入れ相談会を開催しています。
・古い着物を持って行くのが恥ずかしい
・お願いしていいか迷う
・お代がどのくらいかかるのか知りたい
・直す価値のある着物なのかしりたい
・買ったお店がもうなくて、あるいは頂いた着物で、お手入れ先が見つからない
一点ずつのことだけにいろんな疑問があるかと思います。気軽にご相談ください。
また、着物の丸洗い、しみ抜きなどはいつでもお持ち込み可能です。
とくにしみはできるだけ早いほうが落ちやすいので、お早めにお持ちください。
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電話番号03-6427-2720
営業時間10:30~19:00/定休日毎週火・水曜日
興味を持たれましたら是非ご連絡ください。