
着付けちょっといい話~寸法編⑧~2021/03/02
寸法のはなし➄褄下
衿付けから下の寸法です。
目安としては身丈の半分ですが、着方、骨格によってかわってきます。
一番大切なことは、腰ひもがしっかりかかることです。
腰ひもがしっかりかかることで着物の裾線がきれいにきまります。
次に、おはしょりの下からあまり出過ぎない方が着姿がきれいです。
実は、腰ひもの位置と一番関わりが深く、少しかわるだけで着やすくなったり、格好良くなったりします。
骨盤の位置が高い方、腰ひも位置がウエストにある方などは褄下を長めに、腰ひも位置が低い方は、褄下を短めにします。
袖などに隠れて見えない部分ですが、着姿を確認してみてください。
〈バックナンバー〉
尺?cm?が分からない方はまずはこちらをチェック▷寸法編①着物の単位について
自分の身体を測ってみましょう▷寸法編②寸法の測り方
寸法のはなし➀▷寸法編③身丈
寸法のはなし➀-2▷繰り越しとつけ込み
寸法のはなし➁▷袖丈
寸法のはなし➂▷裄丈
寸法のはなし➃▷袖付